ASD特性あるあるを機械風に7つ解説

ほころび

※今回は癖が強めの内容です。すべてのASD/アスペルガーの方に該当するわけではありません。

時に、ASDはロボットのようだと言われることありませんか?

私は幼少期からそう評されました。

よく考えてみればロボット、機械に例えると大抵のASD特性の説明がつくと気づいたからです。

人型だからロボットと評されましたが、私的にはスペックが低いパソコンのような気分でした。

※ASDでIQは人によってまばらです。頭の回転力がいいタイプもそうでないタイプもおります。

全てのASD特性を網羅することはできませんが、特性のいくつかを当事者なりに述べてみたいと思います。

あくまで自分の場合のASD解釈ですが、さっそく説明してみます。

目次

ASDあるある特性7つ

想像力が乏しい

明確な命令がないと実行処理に移らない。移れない。上下関係があるならなおさら。
命令は上位のものから優先される。また予測できても確信が70%以上ないと実行しない。

言われないと動かない。確信を持たないと実行しないなど。

又、ミスを恐れ、確実性を持たせるために「ハッキリ言ってください」タイプ。

・上の立場の人に対して

ルール順守タイプのため上位のものに怒られる=ペナルティ(自分にとってのルール違反)を恐れています。

勝手に動いて怒られるくらいなら指示をくださいと受動的になりやすいです。

・下の立場の人に対して

本当に自分がやらないといけないかなどを行動理由を作るところから始まります。

「自分でなくてもいい」と判断してしまった場合、行動優先順位がかなり下がって動きません。つまり他人事になりやすいです。

また動かないと言っても、

そもそも何をするか認識すらしていないから動かない場合と、

なんとなく予測はできるが確信がないから動かない場合も存在します。

曖昧な状況や言葉が理解できない

曖昧な言葉などは特に定義が人によって変わるため、断定できず処理不可。
断定できない=グレーゾーンになると、結論が出せず保留・放棄の類になる。

なんでもいいとは?

普通とは?

ちょっとってどのくらい?

いつかって?何年後?

自分と他人が全くの別物であると意識が強いからこその疑問です。

暗黙のルールがわからないもこの項目に含まれます。

すごく実感しやすいのは他人に買い物を頼まれたとき。

「牛肉買ってきて」「焼肉のタレ買って」だけで注文通りに買うことができたのならあなたはきっと定型の方です。

又は相手のことをよく理解している証でしょう。

ASDなら上記の情報だけでは正確に買うことはできません。

言葉・感情が直球すぎる

脳フル回転で最短最速で情報伝達しようとした結果。
「(周りに合わせた)最適化フィルター」という過程をスキップして出力しているとも解釈できる。
ASDにとってこのフィルター、そもそも存在しているのか機能が弱いだけかすら怪しいところである。

わかりやすいのは好ましいはずなのに、直球だと困られる。周りにとっては「そういうことじゃない」案件。

ここをむやみに否定されると、黙るか全部話すか(長文長話)の二択に迫られます。

白黒思考もこの部類に入ります。

ASDにとってわかりやすいこと=白黒つけようになってしまうのが難しいところです。

(自分)ルールに対しての融通が利かない

設定・ルール・システム順守。エラーを嫌う。システム中枢を頻繁に変更するなど、性格・根本を変えろと言われているようなもの。

つまりこだわりが強い、です。

よほどの道理があるならまだしも、簡単に自分を変えろと言ってくる他人をブロックした方が早いです。

極論、他人は自分を侵害するウイルスのようなものという解釈。故に侵害されたと判断=自動で弾く行動をとりやすいです。

無論、反撃レベルは個人差があります。

興味・関心が限定的

処理できる情報量が限定されている。
処理できなかった情報はノイズ、キャッシュ(塵)レベルの認識になるため、自動削除される。

結果、ほとんど記憶に残らなかったり印象に残りません。

知らない専門用語でずっと話しかけられたら、何も頭に入りませんよね?

つまり頭の中に何も入っていない状態です。

「本人にとって」すごくわかりやすく伝わらないと「ない」と同義なのです。

裏を返せば、ASDにとって「強烈に」伝わったもの=珍しいからこその興味。固執。こだわりに繋がります。

マルチタスクができない

複数処理できる脳(機械で例えるとCPU)が足りない。処理できないと極端に速度が落ちるorフリーズor強制終了。

性能安物スマートフォンで容量が重たいゲームやったら、ゲームアプリが途中で強制終了した経験ありませんか?

あれはスマートフォンが「自分の性能じゃ処理しきれない。無理」と言っているようなものです。

機械類の性能はほぼ最初から性能が決まっています。合わなければ別の物に変えるしかないです。

後から道具で補えるものは記録容量(ROM)くらいです。

※自作パソコンは例外

人の脳の性能も最初から大体決まっているということです。

臨機応変な対応できない

・白紙レベルで何も設定していないためエラーが出る→実行プログラムが停止するようなもの。
・事故が起こらない前提で物事を設計・設定している。
・自分はそういう使用用途ではないと設定している。自分以外のシステム欠陥、故障、災害など「どうしようもないもの」と判断しやすい。

イレギュラーな事態そのものを好まない、マニュアルに書いてないから動けないとも言います。

何も起こらないことを平和、正常と解釈し、特別なことを異変、異常とみなしやすいです。

同じ行動、繰り返しを好みやすいASDにとって、臨機応変とはイレギュラー。異常事態です。

エラーを出したからプログラムが停止するようなものです。

元に戻そうとするか(対処するとは言っていない)、

なかったことにしてスルーするのか、

フリーズして全く動かなくなるか、

そのあたりは人によっては割れるでしょう。

最後に

全てではありませんがいくつか特性を解説しました。

ASDとして共感できる部分はありましたでしょうか?それとも全然違いましたでしょうか?

自分の場合、あくまでこう例えれば行動原理がわかりやすいと思い記載してみました。

猫でも宇宙人でも機械でもなんでもよいのです。

私はADHD併発型ではありません。純度100%のASDです。

併発ではないので、ASD(自閉症スペクトラム)に関する共感が高めの記事になります。

ASDの特性自体は知っているが、思考の中身なんなの?という方への助けになれば幸いです。



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