・ヘッドホンで周囲の音を誤魔化しているけどイヤーマフを買おうか迷っている人
購入イヤーマフ:3M PELTOR X2A
聴覚過敏。みなさん、特定の音をどうにかしたいときどうしていますでしょうか?
耳栓のように物理的に遮断しますか?それとも音楽など別の音で相殺しますか?
聴覚過敏の対策法はイヤーマフや耳栓などよくネットで書いてあります。
ところでイヤーマフが何かご存じでしょうか?
イヤーマフ=ヘッドホン型の耳栓と思ってくれて構いません。
ヘッドホンでもイヤーマフでも苦手な音を誤魔化せるならどちらでもいいではないかという方へ。
この二つ。意外と違います。
今回購入したイヤーマフは3M PELTOR X2Aです。
ではさっそく解説していきます。
ヘッドホンとイヤーマフとの違い
イヤーマフは周囲の音を防ぎ耳を保護するためのものです。
ヘッドホンは音楽を聞くためのものです。イヤホンより音質が上verともいわれるでしょう。
共通点は耳全体を覆うタイプということぐらいです。
見た目は二つとも似ていますが、そもそも目的が違います。
騒音が聞こえたときどちらをつけたらいいかと問われるとイヤーマフ一択です。
大音量を通常の音量レベルまで遮断してくれるのがイヤーマフの役割なのです。
イヤーマフのメリット
・圧倒的静けさ
・コードなし
・軽量
圧倒的静けさ
イヤーマフは音を遮断することに特化したものです。静かにすることに関してはヘッドホンとは比べものになりません。
コードなし
ヘッドホンやイヤホンのようなコードはありません。コードを気にせず装着することができます。
軽量
誤差はありますがヘッドホンと同等レベルの重さです。ヘッドホンを装着することに慣れているならイヤーマフも問題なくつけることができるでしょう。
注意ポイント
・装着時、頭を締め付ける
・遮音性のレベル次第では会話ができない
・遮音性レベルの見極め
装着時、頭を締め付ける
イヤーマフ装着時真っ先に気になること第一位。装着時の締め付けが弱い=騒音が漏れて聞こえてしまう=耳が疲れるということに繋がるからです。
そのため装着時、強めに締め付けるのは仕様になっています。ヘッドホンとは締め付けのレベルが全く違います。
遮音性のレベル次第で会話できない
イヤーマフを付けながら会話ができるかという観点です。遮音レベルが低いものなら可能かもしれませんが、高いものだと当然人の声も遮断してしまいます。
話しかけられても気づけない可能性があるので注意です。
遮音性レベルの見極め
注意してほしいのは目的の確認。
「無音レベルで静かにしてほしい(完全無音)」か「多少音量を下げてほしい(音量軽減)」かです。
イヤーマフの遮音性にはレベルがあります。
今回の紹介しているイヤーマフのPELTOR 3MはX1A~X5Aまで音を遮るレベルの段階があります。
X1Aが最小、X5Aが最大です。自分が購入したのはX2A。5段階中レベル2相当のようなものです。
音を半分くらい軽減してくれればレベル。完全に聞こえなくなるのは困ると思いレベル低めを購入しました。
X5Aだとその辺の騒音を無音に変えるレベルのようなものです。
遮音性レベルと目的を間違えると「予想より音が聞こえる」や「無音すぎて逆に困る」なんて事故に繋がりかねません。
PELTOR 3M X2Aの感想
体感、遮音値24dbだと5割音量カットは実感できますが大体聞こえます。
完全に遮断ではなく、音を軽減する目的なら全然ありです。
洗濯機の音。掃除機の音。室内から聞こえる強風の音。無論人の声も。
なのでよほど小声のタイプでない限りイヤーマフ外さずとも聞き取り、会話可能です。
自分が購入したPELTOR 3M X2Aは遮音値(NRR):24dBです。
音を軽減させるために購入しました。
遮音値(NRR):24dBって何?というと本来の音の大きさから24dbを引いてくれると思っていただければいいです。
参考なまでに普通の人の会話は60db前後。静かな室内、空調系は50dbだそうです。
例えば人の会話でイヤーマフを付けてみると
60-24=38db
大雑把ですが30dbで人のささやき声レベルの音になります。
通常より小声で聞こえているということになります。
完全に遮りたいならさらに上の遮音値をおすすめします。
まとめ
今回、イヤーマフとヘッドホンは別物であることをお伝えしました。
ポイントは
・静けさを求めるならイヤーマフ一択
・頭の締めつけレベルがヘッドホンと違う
・購入するとき遮音性に特に気を付けること
です。
この記事を読んで、音が気になる方が少しでもイヤーマフに興味・関心を持つことに貢献できれば幸いです。
是非、参考にしてみてください。