会社を辞めたい。
けれどせっかく苦労して入社したのだから我慢すれば辞めたい衝動が収まるかも?
入社して1~2年目になれば仕事に慣れてきたり、今いる会社に何かしらの不満を覚えたりする頃でしょう。
「会社に慣れてきたこその現状と未来への不安」まさに体験しました。
私が退職を決意した体験談を元に、退職した方がいい&しない方がいいチェックリストを作成しました。
参考にしていただければ幸いです。
結論
以下のチェックリストに半分以上当てはまったら即辞めるべきです。
当てはまらないのであれば、そのあなたの立ち回り次第でその職場には希望があります。
辞める7大チェックリスト
- 会社の行事や規則、暗黙のルールについて3つ以上不満がある(理不尽があるか)
- 上司・経営陣と自分の価値観が合う人が一人もいない(味方は一人もいないか)
- 半年~1年以上経過しても仕事の全容が理解できていない・身に付いた気がしない(能力に合わない・不適材不適所か)
- 貯蓄・給与はある程度余裕ができている(辞める場合、収入0でも休めるために貯蓄100万以上はあるか)
- 苦手なことに対し、周囲は何がなんでも克服させようとする環境である(苦手なことを強要する環境か)
- 最近、無意識に涙が流れたことがある
- 毎日当然のようにやっていた作業(日課)を忘れたことがある
理由
集団は個人を救わない
精神的に苦しいときに「会社」に助けを求めますか?
仕事関係者ではなく身近な友人や家族に助けに求めますよね。
時に近しい人の意見さえも、自分の望みとは合致しないことがあります。
自分を助けられるのは自分だけです。
スキルは自分で学習するもの
会社に入ると、学校で教わってきたものが突然「これ(を自分で勉強して応用して)仕事よろしく」と投げられます。
会社は学校ではないのでテストはありません。
代わりに1~10まで手取り足取り教えてくれません。
「資料参考にこの仕事やってみて」と投げられて、適応できるかどうかが仕事適性の見極めです。
ある程度時間が経過しても「正直よくわからない、スキル身に付いた気がしない」というのであればイエローカード。
人間、環境次第でどうとでも人生変わります。
不安・不満があるなら環境を変えるのが一番手っ取り早く「状況の変化」を実感できますよ。
苦手なことに対する周りの対応
苦手な作業・仕事をやっているときはありませんか?
仕事上嫌いとは言いずらい、けれど本当に苦手でストレスが短時間で溜まる作業はあると思います。
そんな時の周囲の対応が「苦手なのは伝わるけどやらせる(克服)」か「別のことをやらせる(補助or代替)」の二択。
どちらが成長に繋がるか、本人の成長のためになるかは一概には言えません。
周囲の対応・方針に納得がいかない場合は離れる準備をした方がいいかもしれないです。
余談:辞めるのは待った方がいい5大チェックリスト
2個以上当てはまる方は、退職するにはまだ早いかもしれません。
- 人間関係はそんなに悪くないと思っている
- スキルを獲得できている、成長を実感できている
- 貯金が100万以下である
- 環境・集団にとりあえず収まることができていると思う
- 理解ある同僚or先輩or上司がいる
私が会社を辞めた体験談
私が辞めたのは新卒からちょうど3年目くらいの頃です。
中堅でもないがそろそろ新人とは言いずらい年数。
周囲も「新人だから未熟でも大目に見てくれたもの」も本気で許されなくなる頃です。
私の場合「 新人だから未熟でも大目に見てくれたもの 」とはコミュニケーションが苦手なことでした。
ある日、仕事中に部署違いの元上司に突然声を掛けられ1~2年経過しても苦手なことが変わっていないについて怒鳴られました。
「黙っていればいい(説教が終わる)と思ってんのか?」と延々と怒鳴ってくるのです。
反論しても、黙っていても、相手が怒るどうしようもないパターン。
まだ仕事に直接関係のある内容や現上司からであるならば耐えられました。
挙句に「なんだその目は」
これを聞いて我慢の糸がプッツン。
その日のうちに退職について決意。
検索しながら退職願を書いて有給を全て消化し、無事退職しました。
シンプルに、私の居場所はここではなかったというだけの話なのです。
最後に
辞めるのは若いうち、早めの方がいいです。
下手に遅いと引き止められたり、キリが悪くなったりと逆に辞めずらくなります。
人生自分に合うものを探すゲームのようなものだと思えば気持ちが少しは軽くなるのではないでしょうか。
むしろ、多少の貯金さえあれば、10代の時より嫌なものから辞める・逃げることができるのです。
若い時を嫌なことを我慢すれば報われる時代は終わりました。
これからは「我慢できること」と「我慢しても無意味なこと」を自分自身で判断して行動する必要があります。
もちろん、辞めることによるデメリット(収入0。キャリアリセット等。無職になる風評)もあるでしょう。
たった一度の就職で自分にピッタリの天職を見つけられる可能性は少ないのではないでしょうか。